ダイヤル錠には普通「タテ型/ヨコ型」や「タテ開き/ヨコ開き」といった種類がありますよね。
しかし、中にはそういった呼び方ではないダイヤル錠もあります。
コーワソニア製のダイヤル錠「KEY-05」はその一つ。
この「KEY-05」には「R 錠」「U 錠」「D 錠」という 3 つの種類があります。
それを見ただけでは何を意味しているのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、「R 錠」「U 錠」「D 錠」がそれぞれどういう意味なのか、それらが使える製品(適応機種)は何なのかについて説明します。
「R 錠」「U 錠」「D 錠」はそれぞれラッチの位置と向きを表す
「R 錠」「U 錠」「D 錠」は、「タテ型/ヨコ型」や「タテ開き/ヨコ開き」と同じくラッチの位置と向きが違います。
- R 錠:横ラッチ
- U 錠:下ラッチ
- D 錠:上ラッチ
(画像引用:コーワソニア Web カタログ)
「U 錠」は Under かな……という感じですが、「R 錠」と「D 錠」については何なんでしょうね……。
何かしらの意味はあると思うのですが……。
もうちょっと分かりやすくしてほしいですよね。
長く使われているうちに、定着してしまってるんでしょうか。
ラッチの向きが違うので、当然使える製品も違ってきます。
適応機種がメーカーカタログに記載されているので、引用してみましょう。
ダイヤル錠「KEY-05」の適応機種一覧
KEY No. | 適応機種 |
KEY-05 R 錠 (横ラッチ) |
PM-50A、PM-60A、PM-70A、PM-55A、PM-65A、PM-0、PM-5,、PM-210、PM-215、PM-430、PM-435、PM-120T、PM-125T、DMK-II、P702、P503、PF503 |
KEY-05 U 錠 (下ラッチ) |
PM-120Y、PM-125Y、PM-80、villetta、duomo、905、915、B900H、P701、PF704 |
KEY-05 D 錠 (上ラッチ) |
T-926 |
(引用元:コーワソニア Web カタログ)
R 錠が圧倒的に多いですね。
コーワソニアは横開きのポストや郵便受箱が多いんでしょうか。
それに比べて D 錠の少ないこと……。
まぁ上ラッチの扉なんて確かに珍しいですからね。
メーカーのカタログには旧製品の適応機種も載っているので参考にしてください。