大人気防犯グッズ「ChecKEY(チェッキー)」の改良版が、美和ロックから発売されました。
その名も「ChecKEY II(チェッキー 2)」!(まんまですね……)
初代「ChecKEY」は 2012 年 6 月に発売され、累計でなんと約 8 万個も出荷されているそうです。
すごいですね〜。
ただ、いろいろと要望が寄せられていたようで、今回多くの改良を加えた「ChecKEY II」が開発されたとのことです。
そこでこの記事では、初代「ChecKEY」との違いを中心に、「ChecKEY II」の特徴をご紹介します。
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そもそも「ChecKEY」とは
まずは簡単に「ChecKEY」についてご紹介します。
「ChecKEY」とは、
手元にある鍵を見れば、外出先でも施錠したかどうかを確認できる防犯グッズ
です。
もっと簡単に言うと「カギの閉め忘れ防止グッズ」ですね。
「ChecKEY」をキーヘッドに取り付け、そのままカギをかければ表示の色が変わる仕組みです。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
これで外出先でも施錠したかどうかを確認できるわけです。
この「通常操作だけで色が切り替わる」というシンプルさが、約 8 万個という大ヒットの要因の一つですね。
もう一つ大ヒットの要因があって、それは「ドライバー 1 本で取付可能」という手軽さ。
防犯グッズというとややこしい手順をイメージしがちですが、「ChecKEY」は本体とフタでお使いのカギを挟み込むだけ。
誰でも簡単に 5 分もあれば完了しますよ。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
それでは「ChecKEY II」の改良点や特徴を、初代「ChecKEY」と比較しながら、より詳しく見ていきましょう。
ChecKEY II の改良点 1:サイズの小型化
見た目に分かりやすい改良点が「サイズの小型化」ですね。
一回り小さくなっていることがひと目で分かると思います。
具体的な数字は以下の通り。
初代 ChecKEY | ChecKEY II | 小型化 | |
長さ | 53mm | 41mm | -12mm |
幅 | 35mm | 33.8mm | -1.2mm |
厚み | 13.2mm | 9.5mm | -3.7mm |
形状も角張った初代に比べて、丸みを帯びて可愛らしくスタイリッシュになっていますよね。
見た目のデザインも洗練されている印象があります。
ChecKEY II の改良点 2:取付可能キーに「シャッター付 PS シリンダー」が追加
初代 ChecKEY でもほとんどのミワ製品には対応していたんですが、戸建てに多く使われている「シャッター付 PS シリンダー」には非対応でした。
「シャッター付」とは、文字通り鍵穴にシャッター(フタ)が付いているシリンダーのことです。
「ChecKEY II」では、この「シャッター付 PS シリンダー」にも対応しました。
もちろん初代 ChecKEY で対応していたキー(シリンダー)には引き続き対応していますよ。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
美和ロックの公式ページでは、ChecKEY II が取り付けられるかどうかを調べられる「かんたんチェック」が用意されています。
最大で 5 問程度の質問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで、簡単に ChecKEY II が使用可能かどうか確認できます。
本当に簡単なので、購入する前に一度確認してみてください。
カギの閉め忘れ防止グッズ ChecKEYⅡ 簡易取付チェックサイト | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA
(スマートフォンに最適化されています)
ChecKEY II の改良点 3:カラーバリエーションの追加
初代 ChecKEY はホワイトの一色のみでしたが、ChecKEY II では新たにブラックが追加されました。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
元々の美和ロック製の純正キーに付いているキーヘッドも黒ですしね。
ブラック色が追加されたのは、むしろ自然なことかと。
サイズも小型化して形状も改善されましたし、ブラックにすればよりシックで落ち着いたデザインになりますね。
ChecKEY II の改良点 4:IC チップはタグに収納
共用エントランスを非接触キーで開扉している場合、そのための IC チップを ChecKEY に収納することができます。
その収納方法が、ChecKEY II では変更になりました。
従来の初代 ChecKEY では本体に収納していたのですが……
(画像引用:ChecKEY | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
ChecKEY II では付属のタグに収納するよう変更になっています。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
本体サイズを小さくできた要因の一つが、この変更でしょうね。
IC チップが必要なければタグを付けなければいいだけですし、この方がスマートといえるでしょう。
ChecKEY II の改良点 5:「施錠・解錠シール」が付属
これは本当に地味な改良(というか追加)ですが……。
ChecKEY II には「施錠・解錠シール」が付属するようになりました。
(画像引用:ChecKEYⅡ | 美和ロック - 防犯・鍵(かぎ・カギ)のMIWA)
ChecKEY はカギの操作で、表示窓の色がオレンジと白で切り替わる仕組みです。
ただ、この色はどちらが施錠でどちらが解錠、という風には決まってないんですよね。
なので、「あれ? 今はオレンジ色だけど、これってカギをかけたってことだっけ?」ということもありえたわけです。
これじゃ ChecKEY を付けている意味がないですよね。
そこで、この「施錠・解錠シール」の出番。
ChecKEY 本体にこのシールを貼っておけば、外出先でもどちらが施錠でどちらが解錠か混乱せずに済みます。
施錠・解錠でどちらの色になるかをしっかり確認した上で、シールを貼るようにしましょう。
ChecKEY II の価格は初代より高め
さて、気になる ChecKEY II の価格はというと……。
今のところ初代 ChecKEY よりも高めに設定されているようです(2021 年 1 月時点)。
初代 ChecKEY が 1,000 〜 1,500 円、ChecKEY II が 2,000 円前後といったところでしょうか。
もちろん取り扱っているショップによってまちまちなので、ご自身でチェックされることをおすすめします。
→楽天市場で「ChecKEY II」の価格をチェックしてみる
ChecKEY II はまだ発売したばかりですし、もう少し時間が経てば価格もこなれてくるかも知れませんね。
ChecKEY II と初代 ChecKEY の比較まとめ
ここまで ChecKEY II の特徴を、初代 ChecKEY と比較しながらご紹介してきました。
さすが 8 年ぶりの後継機だけあって、様々な改良が施されていますね。
価格が若干高めではありますが、気になるほどではないと思います。
初代 ChecKEY も引き続き販売されるようなので、ここで挙げたような改良が必要ない、あるいは少しでも安く買いたいという場合は、初代を購入してもいいかも知れません。
より詳しい情報は美和ロックの公式ページをご覧ください。
外出先で「あれ? カギかけたっけ?」となった経験は、誰でも一度や二度はあるはず。
その不安を解消するために、付けておいて損はない商品だと思いますよ。