錠前の種類や品番を確認するときは、錠ケースのフロントにある刻印を確認しますよね。
アルファ製のアルミサッシ用の錠前で、「TA-E」と刻印されているのがあります。
この錠前を交換するには、どんな製品を使えばいいのでしょうか。
また、「ドアノブだけ」や「錠ケースだけ」の交換も可能なのでしょうか。
調べてみました。
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錠前を丸ごとセットで交換するなら「33M05-TRW-32D-100-TO」
フロント刻印「TA-E」の錠前を丸ごとセットで交換するなら、「33M05-TRW-32D-100-TO」という製品を使います。
「TA-E」は品番ではありませんので、勘違いしないようにご注意ください。
あくまでフロントの刻印が「TA-E」であるというだけで、見分けるための記号みたいなものですね。
また、似たような品番で「33M05-TRW-32D-100-ALU」という製品も存在します。
こちらは「汎用タイプ」で、品番の末尾が「ALU」になってますね。
「TA-E」用は品番の末尾が「TO」なので、間違えないように気を付けてください。
Kシリーズの「R-23」でも交換可能
Kシリーズの「R-23」もフロント刻印「TA-E」に対応しています。
というか、中身は実質「33M05-TRW-32D-100-TO」です。
価格などを比較して、メリットが大きな方を購入すれば問題ありません。
ドアノブ(握り玉)だけ交換するなら「33KN-TRW-32D-1」
フロント刻印「TA-E」の錠前のドアノブ(握り玉)だけを交換するなら、「33KN-TRW-32D-1」という製品を使います。
これは標準的なピンシリンダータイプ(カギがギザギザ)ですね。
よりセキュリティ性能の高いディンプルキータイプなら、「D36KN-TRW-32D-1」を選びましょう。
上記の 2 製品はアルファ社の純正品ですが、他社からも「万能タイプ」としていくつか交換用のドアノブ(握り玉)が発売されています。
そちらでも交換可能ではありますが、価格が割高だったり加工が必要だったりします。
性能などをしっかりと比較して、納得してから購入するようにしましょう。
【SHOWA】ユーシン・ショウワ W2-DAC /簡単便利な取替玉座(ノブ)
錠ケースだけ交換するなら「TA-E用錠ケース」
これは悩む必要はありませんね。
「TA-E用錠ケース」が存在しますから、これを購入すればいいだけです。
ただし、扱っているお店が非常に少ないので、いずれ購入ができなくなるかも知れません。
そうなると、錠前セットを丸ごと購入して錠ケースだけを使う……という方法しかなくなります。
もし錠ケースだけ必要なのであれば、早めの購入をおすすめします。
「TA-F」はスピンドルが細いタイプ
ちなみに、「TA-F」という似たような刻印の錠ケースも存在します。
これはスピンドルが 14mm と細いタイプ。
(「TA-E」用のスピンドルは16mm)
このスピンドルが細いタイプは、錠前を丸ごと交換するセット商品を残念ながら見当たりません。
ただ、ドアノブ(握り玉)と錠ケースは存在しますので、個別に注文して交換することは可能です。
「TA-F」のドアノブ(握り玉)は「33KN-TRW-32D-1F」
フロント刻印「TA-F」のドアノブ(握り玉)は「33KN-TRW-32D-1F」になります。
先ほどの「TA-E」用のドアノブ(握り玉)の品番の末尾に「F」が追加されています。
こちらにはディンプルキータイプはありません。
ディンプルキータイプが必要な場合は、他社から発売されている万能タイプにする必要があります。
スピンドルが 14mm に対応していることを確認してください。
また、取り付けに際して加工が必要になる場合もあります。
「TA-F」の錠ケースは
フロント刻印「TA-F」の錠ケースについても「TA-F用錠ケース」が存在しますので、そちらを購入すれば OK です。
交換方法など
基本的には、購入した製品に付属している(はずの)取付説明書などに沿って交換します。
ただし、場合によっては分かりにくかったり付属していなかったりすることも。
錠前の販売サイトなどに交換方法が掲載されていますので、そちらを参照してください。
例えば、こちら↓のページなどは詳しく説明してくれていますね。
【楽天市場】鍵の鉄人カテゴリ一覧(1) > 勝手口錠 > 33S05-TRW-32D-100ALU用寸法図 > 33MO5-TRW-32D-100ALU用寸法図 > ALPHAドアノブの交換:鍵の鉄人
不足している情報がある場合は、ぜひ探してみてください。